3. 犬の介護用「おむつ」の3大トラブル「ズレる・漏れる・かぶれる」徹底対策

老犬介護

ここまで老犬の介護におけるおむつの基本的な選び方を解説してきました。
しかし実際に使用してみると「ズレる・漏れる・かぶれる」といったトラブルに悩まされる飼い主さんも少なくありません。ここでは、それぞれのトラブルごとに原因と対策を詳しく解説します。

1)【お悩み1】すぐにズレる・脱げてしまう

犬のおむつがズレてしまう原因の多くは、サイズの不一致や体型との相性の悪さにあります。
特に、腰回りが細い犬や、しっぽが太く上向きに巻いている柴犬などは、おむつが固定しづらい傾向があります。

対策ポイント

①サイズを再確認する

胴回り・腰回り・体重を正確に測定し、メーカーのサイズ表に基づいて選びましょう。
「体重だけ」で選ぶとズレやすくなります。

②テープ式 or パンツ式を使い分ける

活発に動く子には、しっかり固定できるテープ式、 寝たきりの子には、着脱しやすいパンツ式が便利です。

③サスペンダー・おむつカバーを併用する

ズレ防止用の専用ベルトやサスペンダーを使うと安定感がアップします。
特に「寝ているときはズレないのに、歩くとズレる」という場合は、動作中のフィット感が足りていない可能性がありますよ。

2)【お悩み2】隙間からおしっこやうんちが漏れる

「サイズは合っているはずなのに漏れる…」という場合は、フィット感と吸収構造の問題が考えられます。犬の体型や姿勢、寝る時間の長さなどによっても漏れ方は変わってきます。

対策ポイント

①しっぽ穴のサイズをチェック

しっぽ穴が大きすぎると、そこから漏れてしまうことがあります。サージカルテープで微調整したり、おむつカバーを併用するのもおすすめです。

②男の子・女の子用を正しく使う

排泄位置が違うため、性別に合ったタイプを選ぶことで漏れを防げます。

③吸収量と滞在時間を見直す

長時間つけっぱなしにすると、吸収しきれず漏れやすくなります。こまめな交換を心がけましょう。
「寝ているときに横漏れする」という場合は、寝姿勢に合ったフィット感を調整するのがカギです。

3)【お悩み3】デリケートな皮膚が赤くなる「おむつかぶれ」

長時間おむつをつけていると、蒸れや摩擦で皮膚が赤くなったり、かゆみが出ることがあります。
特に高齢犬は皮膚が薄く、免疫力も落ちているため、おむつかぶれは早めの対策が重要です。

①対策ポイント

こまめな交換を徹底する。濡れたまま放置すると蒸れと細菌繁殖の原因になります。

②通気性の良い素材を選ぶ

厚すぎるものより、吸収力+通気性のバランスを意識しましょう。

③皮膚バリアを守るケアをする

おしり周りは清潔・乾燥を保ち、必要に応じて獣医師推奨の保護クリームを使用するとよいでしょう。 かぶれがひどい場合は、おむつの種類を変えるか、医療用パッドや一時的な休憩時間を設けることも有効です。

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